- テザリングを使ってテレワークを行っている
- 光回線を契約するか、テザリングで済ませるか迷っている
テザリングとは、パソコンからインターネットアクセスする際に、スマホを経由してインターネットに接続することです。
テレワークの際にもこのテザリングの機能を使ってテレワークを行っている人もいると思います。
ただ、私はテザリングを使ってテレワークを行うことはおすすめしません。
光回線、特にNURO光で高速に通信して、仕事効率を高めることをおすすめしています。
この記事では、テザリングの基礎情報やテザリングをおすすめしない理由などについて解説していきます。

テザリングの基礎情報

まずはテザリングとは何かを簡単に説明していきます。
テザリングとは?
テザリングとは、スマホなどの携帯電話にパソコンやタブレットなどをWi-Fi等で接続して、インターネットに接続することを言います。
これにより、Wi-Fi環境がない外出先などでもスマホがあれば、パソコンなどをインターネットに接続して、ウェブサイトを閲覧したり、動画を視聴することができます。

外出先などでちょっとパソコンからインターネットにアクセスしたいとき等に便利です!
テザリングの通信速度は?
テザリングの通信速度は、平均速度で10Mbps程度と言われています。
通信速度の測定は、無料で公開されているウェブサイトから測定することができます。
代表的なものとして「USEN GATE 02」があります。
気になる方はアクセスして、速度を測定してみてください。
テザリングの通信容量は?
テザリングはスマホの回線を使用するため、通信容量はスマホの契約に依存します。
スマホで使用したデータ通信容量に加えて、テザリングで接続したパソコンなどで使用したデータ通信容量が加算されるということです。
仮にスマホの月あたりのデータ容量が30GBの場合、スマホの通信利用量が20GB、テザリングで接続したパソコンなどの通信利用量が10GBと合計で30GBになった段階で、容量制限を使い切ったということになります。
データ通信容量の目安は以下の通りです。
項目 | 通信量 |
ウェブ閲覧 | 約0.3MB/ページ |
SNS利用 | 約240MB/時間 |
動画視聴 | 約1000MB/時間(HDMI画質で1時間視聴の場合) |
ひと月あたりどの程度の通信を利用しているかは明細で確認できるので一度チェックしてみることをおすすめします。
テザリングの利用料金は?
テザリングの利用料金は、スマホ契約によって異なります。
スマホの契約料金に含まれており、テザリングはスマホの契約があれば無料で利用可能という場合もありますが、一方で、テザリングの機能を利用するためには月額500~1000円がプラスで必要となるようなプランもあります。
私がテレワーク時のテザリング利用をおすすめしない4つの理由

ここまで解説してきたテザリングですが、私はテレワーク時のテザリング利用をおすすめしていません。
その4つの理由について解説していきます。
理由①:スマホの通信量を利用するから
先に説明した通り、テザリングで使用する通信はスマホで契約している通信量を消費していくようなイメージになります。
そこで気になるのが、1日テレワークをするとどの程度の通信量を消費するのか。
参考にウェブ会議を1時間行った場合の通信量は概ね以下のとおりです。
(カメラをオンにするかどうか等、使い方や環境によって異なるのであくまでも目安としてご覧ください)
ウェブ会議ツール名 | データ通信量目安(1時間利用時) |
Zoom | 0.5GB |
Microsoft Teams | 0.8GB |
Skype | 2.0GB |
Google meet | 0.6GB |
使用するツールによって差がありますが、ウェブ会議を行なった場合、1時間あたり0.5GB~2.0GB程度の通信量を消費します。
仮に1日あたり3時間ウェブ会議を行うとすると、消費する通信量は1.5GB~6.0GBです。
1ヶ月あたりの勤務日数が20日だとすると、1ヶ月でウェブ会議で消費する通信量は30GB~120GBとなります。
そこにウェブ会議以外にテレワークで消費するウェブ閲覧やメールなどの通信量を加わるようなイメージです。
そうなると1ヶ月あたり40GB以上など、結構な通信量になることが分かると思います。
この通信量に、さらにスマホ自体の通信量を加えてスマホの契約を見直す必要があります。
理由②:通信速度が遅いから
テザリングの通信速度は、平均速度で10Mbps程度と言われています。
一方、光回線などは100Mbps以上など10倍以上の通信速度となります。
通常のやり取りであれば、10Mbpsでも問題ないと思いますが、あくまでも平均が10Mbpsなのであり、時間帯などによってはもっと遅い通信速度のときもあるわけです。
ウェブ会議のときに遅い通信速度になってしまい音声や映像が乱れてしまうなど、業務に支障をきたす可能性もあるので、あまりおすすめできません。
理由③:通信が不安定だから
これは使用するスマホ端末にもよると思いますが、通信の不安定さもあると思います。
私が試しにテザリングでテレワークを行なった際には、1日に数回切断されてしまうことがありました。
再度つなぎ直せば無事につながったのですが、正直何が原因かわかりませんでした。
私は大丈夫でしたが、ウェブ会議中に急に通信が切断されてしまうと焦りますよね。
これがよくある一般的な事象なのかわからなかったので、少し調べて見ましたが、私と同じようにテザリングが途中で切れてしまうと悩んでいる人の声がいくつも見られました。
体験に基づく話にはなりますが、少し不安定さはあるように感じました。
理由④:テレワークではすべての仕事をネットワークを介して行うから
当たり前のことですが、テレワークになると仕事のすべてをネットワークを介して行います。
オフィスで「ちょっといいですか?」と声かけられることはなくなり、チャットが届くようになり、会議はすべてウェブ会議になるような形です。
そうなったときに、通信速度が遅かったり不安定な回線を使うことは仕事効率を損なう大きな要因となります。
効率的にテレワークを行い、早く仕事を切り上げて趣味や家族と過ごす時間を増やすことがテレワークの大きなメリットのひとつなので、テレワークをやるからには利用する通信は高速で安定したものを選択すべきと考えています。
私が自信を持ってオススメするテレワーク回線は「NURO光」

テザリングがおすすめできないなら、どうすればいいのか・・・。
私がおすすめするのは「NURO光」です。
「NURO光」とは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する個人向けのインターネット接続サービスです。
2013年からサービス提供を開始していて、実績も十分です。
コスパ重視なら、NURO 光 2ギガ(3年契約)がオススメ!
料金体系は以下のとおりです。
「戸建てかマンションか」「契約期間の縛り」で料金が決まります。
タイプ | プラン名 | 月額基本料金 (税込) | 工事費 (税込) | 契約期間 |
---|---|---|---|---|
戸建て | NURO 光 2ギガ(3年契約) | 5,200円 | 44,000円 | 3年 |
NURO 光 2ギガ(2年契約) | 5,700円 | 44,000円 | 2年 | |
NURO 光 2ギガ(契約期間なし) | 6,100円 | 44,000円 | なし | |
マンション | NURO 光 forマンション 2ギガ(3年契約) | 2,090~2,750円 | 44,000円 | 3年 |
NURO 光 forマンション 2ギガ(2年契約) | 2,530~3,190円 | 44,000円 | 2年 | |
NURO 光 forマンション 2ギガ(契約期間なし) | 2,970~3,630円 | 44,000円 | なし |
※10Gbpsプランもありますが、私としては過剰だと思っているので省略します。
そしてこのNURO光はオリコンが実施した「2021年 満足度の高い『インターネット回線』ランキング」において、関東・東海・広域で総合1位を獲得しています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000034467.html
私が「NURO光」をおすすめする理由4つ

高い満足度を誇るNURO光ですが、実際に2年使った経験も踏まえて、NURO光をテレワーク向けにオススメする理由3つ説明します。
理由1:やっぱり回線速度が速い!
NURO光の最大の特徴は回線速度です。
他業者が1Gbpsなのに対して、NURO光は2倍の2Gbpsの帯域です。
NURO光 | その他主要回線 (フレッツ光、ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光 等) |
2Gbps | 1Gbps |
上記は最大通信速度ですが、実測でもNURO光が1位を獲得しています。
出典:https://www.rbbtoday.com/kurabetenet/hikari-speed-ranking/#TOP3
では実際のところどうなのか・・・私も測ってみました。

ご覧のとおり十分な速度が出ています。
私は約200Gbpsですが、なかには800Gbpsなどの速度が出ている方もいるようです。
いずれにしても、仕事をする上で全く支障がないレベルです。
夫婦でテレワーク、子供がオンライン授業など複数利用にも十分耐えられる回線速度です。
カタログスペックだけではなく、実際に本当に速いのがNURO光オススメの最大の理由です。
理由2:複数台で接続しても安定で高速!
上記のとおり、2Gbps出ないのであれば、他の光回線の1Gbpsでいいと思ったかもしれませんが・・そうではありません。
最大2GbpsというNURO光のメリットが発揮されるのは、「複数台で接続した場合」です。
複数台で接続した場合、WANエリアまでの回線容量(NURO光の場合は2Gbps、他の光回線の場合は1Gbps)を接続した機器の数で分け合う形になります。
例えば、合計5台のパソコンやスマホで接続した場合で比較してみます。
- NURO光(最大2Gbps)の場合 : 2Gbps÷5台=1台あたり0.4Gbps
- 他の光回線(最大1Gbps)の場合 : 1Gbps÷5台=1台あたり0.2Gbps
NURO 光も他の一般的な光回線も「1台あたりの下り最大速度」は1Gbpsと変わりませんが、2台以上の端末を同時に接続した場合にその差が大きく出るというわけです。
これがNURO光の回線速度2Gbpsのメリットであり、回線が高速で安定する理由です。
私もNURO光に変える前は、ZoomやTeamsなどのウェブ会議の際に私の声が回線不安定で乱れて指摘を受けることがありましたが、NURO光に変えてからウェブ会議で音声の乱れを指摘されることなくなりました。
実際に1台しか接続しない人の方が少ないと思うので、
- スマホを保有する同居人が自分以外にいる方
- 夫婦でテレワークすることがある方
- テレビをインターネットに接続している方
- スマホとパソコンを自宅で併用する方
など、多くの方がこのメリットの恩恵を受けられると思います。
理由3:速いのに他サービスと比べて同程度の費用
速いってことは高いと思いきや、料金を比較しても安いんです。
主要なサービスとの比較をご覧ください。いかがでしょうか。
戸建て住宅
サービス | プラン名 月額基本料金 | 回線速度 |
---|---|---|
NURO光 | NURO 光 2ギガ(3年契約) 5,200円(3年契約自動更新) | 2Gbps |
NURO 光 2ギガ(2年契約) 5,700円(2年契約自動更新) | ||
フレッツ光 | フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ 6,050円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
ドコモ光 | ドコモ光 1ギガ タイプA 5,720円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
auひかり | auひかり ホーム1ギガ:ギガ得プラン 5,720円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
ソフトバンク光 | SoftBank 光 ファミリー・ギガスピード 5,720円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
マンション(集合住宅)
サービス | プラン名 月額基本料金 | 回線速度 |
---|---|---|
NURO光 | NURO 光 forマンション 2ギガ(3年契約) 2,090~2,750円(3年契約自動更新) | 2Gbps |
NURO 光 forマンション 2ギガ(2年契約) 2,530~3,190円(2年契約自動更新) | ||
フレッツ光 | フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ 4,125~5,225円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
ドコモ光 | ドコモ光 1ギガ タイプA 4,400円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
auひかり | マンション ギガ:auひかり マンション 4,455円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
ソフトバンク光 | SoftBank 光 マンション・ギガスピード 4,180円(2年契約自動更新) | 1Gbps |
速いから高い!だと悩んでしまいますが、速いのに特に高くないというのはかなりいいですよね。
理由4:キャッシュバックあり
”キャッシュバック”・・・回線契約でよく見かけると思います。
NURO光もキャッシュバックの仕組みがあります。
「ホントにもらえるの?」「制約条件あるんでしょ?」と私も疑っていましたが、普通に申請してキャッシュバックを受け取れました!
そのおおまかな流れは以下です。
- Step1申し込み時の特典で「キャッシュバック」を選択
- Step2キャッシュバック受け取り手続きに関するメールの受信
(サービスご利用開始から6ヵ月後の15日 )
- Step3メールに従って、受け取り申請
- Step4振込完了
ちょっと注意なのは、申込み時点とキャッシュバック申請時点が約6ヶ月空くことです。
若干いやらしい感じはしますが、ここさえ覚えておけばちゃんとキャッシュバックを受け取れるので我慢しましょう。
手帳に書いたり、スマホの通知機能を使うなど対策は取れると思います。
私も妻と共有しているカレンダーアプリに申請時期を登録しておいて、忘れることなく申請しました。
NURO光のデメリット2つ

メリットばかり語ってきましたが、デメリットもちゃんと説明します。
これらのデメリットも理解いただいた上でぜひ申し込みください。
デメリット1:提供エリアが限定される
残念ながらNURO光は日本全国どこでも使えるわけではありません。
現時点(2022年1月)での提供エリアは以下です。
(各都道府県内でも一部地域は提供エリア外です)
【北海道エリア】 北海道
出典:https://www.nuro.jp/article/area-kakunin/
【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】 広島県、岡山県
【九州エリア】 福岡県、佐賀県
現時点で提供エリア外の方についても、提供エリアは順次拡大中なので、随時提供エリアを確認ください。
デメリット2:回線開通まで2回の工事が必要で期間が長い
NURO光は「宅内工事」「屋外工事」の2回の工事が必要です。
1回目:宅内工事
1回目の「宅内工事」は、
- 外壁に光キャビネットの取り付け
- 宅内への光ケーブル引き込み
- Wifiルーター(ONU)を宅内に設置
を行います。
もちろん自宅内にも作業者の方が入るため立ち会いが必要になります。
2回目:屋外工事
2回目の「屋外工事」は 、
- 電柱から光ケーブル引き込み
- 光キャビネットに接続
を行います。
こちらも立ち会いが必要と言われますが、工事開始時と終了時に声かけられるだけでした。
私が開通したときのスケジュール
実際に私がNURO光を申し込んで開通したときのスケジュールは
- 申し込み:1月17日
- 1回目工事:2月18日
- 2回目工事:3月20日
でトータル約2ヶ月かかりました。
これを長いとみるか、短いとみるか・・・いかがでしょうか。
みなさんのお急ぎ具合によると思うので、状況に合わせて判断ください。
まとめ

以上、テザリングの基礎知識からテザリングのデメリット、そして代替策としてNURO光について解説してきました。
先にも記載したとおり、テレワークの仕事効率を高めたいのであれば真っ先にインターネット回線を見直すことをおすすめします。
まずは今利用している回線の速度がどの程度出ているのか測定してみてください。
100Mbps以下であれば見直しを検討されてはいかがでしょうか。
見直す場合には、NURO光が回線速度の面でも、費用の面でも優れていておすすめです。
私も数年前にいくつもの光回線を比較した上で、NURO光を契約して、非常に満足して使っています。
よろしければNURO光への乗り換えを検討してみてください。
コスパ重視なら、NURO 光 2ギガ(3年契約)がオススメ!
