テレワークが多いなら通勤定期は買わない方がいい?実際に計算してみた

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テレワークが多いなら通勤定期は買わない方がいい?実際に計算してみた
こんな人に読んでほしい
  • テレワークが増えてきたから通勤定期券買うのをやめようか悩んでいる
  • 通勤定期券購入と通常運賃どっちが得か知りたい
  • 通勤定期券の購入期間を短くしてみることを考えている

テレワークが増えてくると電車に乗る機会が減ります。

そこで生じる悩みが「あれ?なんとなく定期券買ってるけど、買わなくて良くない?」というものです。

この記事では、そのような悩みに実際に主要な鉄道会社で計算した結果に基づいて答えていきます。

結論を先に言ってしまうと、

  • 鉄道会社によって結果は違う
  • 平均するとだいたい1ヶ月あたり17〜19日以上出勤するなら定期券購入がお得
  • JRの6ヶ月定期は1ヶ月あたり12日以上出勤するなら定期券購入がお得と最も定期購入の効果あり

という感じです。

あなたの通勤区間ではどうなるか。

簡単な確認方法も書いてますので、ぜひご覧ください。

りょうま
りょうま

鉄道会社によって違うので、記事の方法で実際に計算してみよう!

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どちらが得か確認する方法

どちらが得か確認する方法

定期券購入と都度運賃を支払う場合では、出勤日数によってどちらが特になるかについて、説明します。

手順は3STEPです。

  • STEP1:往復の通常運賃を調べる
  • STEP2:定期券の料金を調べる
  • STEP3:定期券の料金を往復運賃で割る

それでは各ステップごとに、「横浜駅↔東京駅」を例として説明していきます。

STEP1:往復の通常運賃を調べる

まず、通勤経路の往復の運賃を調べます。

ここではYahoo路線情報で調べます。

調べてみると、片道473円とわかります。

なので、往復運賃は2倍の946円とわかります。

STEP2:定期券の料金を調べる

次は定期券の料金を調べます。

定期券には、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のものがあり、期間が長いほどお得になります。

調べ方は、検索結果の「定期券」という部分をクリックするだけ。

これで1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の定期券の料金がわかります。

STEP3:定期券の料金を往復運賃で割る

定期券の料金を往復運賃で割ることで、「定期券の料金を支払った場合、通常運賃で何回往復できるか」がわかります。

具体的にやってみましょう。

「横浜↔東京」の1ヶ月定期券の料金は14,170円、往復運賃は946円です。

なので、

14,170円÷946円=14.98回

となり、繰り上げて1ヶ月あたり15回出勤する場合、定期券を購入した方がお得とわかります。

6ヶ月の場合は、

67,980円÷946円=71.86回

となり、繰り上げて6ヶ月あたり72回出勤する場合、定期券を購入した方がお得とわかります。

6ヶ月だとわかりにくいので、1ヶ月あたりにすると6で割って、12回出勤する場合、定期券を購入した方がお得とわかります。

主要鉄道会社で計算してみた

主要鉄道会社で計算してみた

関東近郊の鉄道各社で計算してみました。

記載されている数字は「定期券を購入した方が得をする1ヶ月あたりの出勤日数」です。

つまり

1ヶ月あたりの出勤日数が

  • 記載されている日数以上の場合:定期券を購入した方がお得
  • 記載されている日数未満の場合:定期券を購入しない方がお得

ということになります。

鉄道会社1ヶ月3ヶ月6ヶ月参考:計算区間
JR151512横浜↔東京
東京メトロ161515西船橋↔大手町
東武201918池袋↔和光市
西武191817所沢↔池袋
京王191817調布↔新宿
東急191817横浜↔渋谷
京成201918京成上野↔京成高砂
都営171616本八幡↔新宿
京急201918横浜↔品川
小田急181716町田↔新宿
TX181817つくば↔秋葉原

これらはあくまでも参考になりますので、ご自身の通勤区間でも計算してみてください。

平日は1ヶ月あたりどのくらいか

平日は1ヶ月あたりどのくらいか

こうなると、気になるのは1ヶ月あたりどの程度平日があるか。

そこで、今後の平日の日数を調べてみました。

ここでの平日の定義は

  • 月曜から金曜が対象
  • そのうち祝日を除く
  • 夏季休暇は考慮しない
  • 年末年始は暦通りとする

としました。

ぞの条件で調べてみると・・・。

年度平日日数
2022720
822
920
1020
1120
1222
120
219
322
2023420
520
622
720
822
920
1021
1120
1221

平均すると1ヶ月あたりの平日は21日でした。

りょうま
りょうま

平日日数と計算結果を踏まえて検討してみてください!

まとめ

計算してみると、JR以外は思ったより定期券の購入メリットが低いように思います。

今回は出勤だけにフォーカスして計算しましたが、休日も同じルートで電車を乗る人は定期券購入のメリットが出るかもしれません。

該当する方は、出勤だけではなく休日の電車の利用も踏まえて検討してみてください。

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